ニュース ジュニアリーグ

10月12日と13日、岡山県総社市にある吉備カントリークラブにてPGAジュニアリーグ西日本ポストシーズンが開催された。西日本にあるディビジョンの代表6チームによるトーナメント戦として、12日は、午後から中国OYSTER HIROSHIMAと兵庫いぶきジュニアゴルフクラブ、九州Victory8と四国徳島うずしおGCの2試合が行われた。

10月4日と5日、茨城県にある金砂郷カントリークラブでPGAジュニアリーグ東日本大会が開催された。リーグ戦を勝ち上がった東日本の7ディビジョンの代表チームによるトーナメント戦となり、初日の4日は、東京しながわシティvs栃木FEソレイユ、千葉SI-フォルトゥーナvs茨城エースゴルフジュニア、神奈川バナナキッズαvs埼玉TEAM SAKAIの3試合が行われた。

PGAジュニアリーグは、6月から13地区で、総当たりのリーグ戦が全国各地で繰り広げられ、8月末に地区代表チームが決定した。そして、今月10月より東西に分かれて全国優勝を目指したポストシーズンが始まる。トーナメントによる対戦カードは、ディレクターが公平に抽選に参加し決まった。（前年全国決勝進出の北海道と中部は、シード枠）まず10月4日5日の2日間、茨城県にある金砂郷カントリークラブにて東日本のポストシーズンが、10月12日13日に岡山県の吉備カントリークラブにて西日本のポストシーズンが開催される。全国決勝進出をかけ、地区の代表チームによる激しい熱戦が予想される。対戦カードと各地区の代表チームはこちらから【東日本】シード北海道：SGP　安原太一監督　栃木：FEソレイユ　加茂靖倫監督　茨城：エースゴルフジュニア　山本剛志監督　埼玉：TEAM　SAKAI　酒井一茂監督　東京：しながわシティ　頓所卓監督　千葉：SI-フォルトゥーナ　平塚とも幸監督　神奈川：バナナキッズα　内野毅監督　【西日本】シード中部：Miss　GREEN　APPLE　佐藤優介監督　大阪：ミズノジュニア　深田直樹監督　兵庫：いぶきジュニアゴルフクラブ　高橋勝成監督　中国：OYSTER　HIROSHIMA　脇田総司監督　四国：徳島うずしおGC　吉成弘和監督　九州：Team　Victory8　森脇郁夫監督　

東京・千葉・神奈川は参加チーム数が多いため、A・Bの2グループに分かれてリーグ戦を行い、それぞれの1位同士で代表決定戦を実施、勝利したチームがディビジョン代表としてポストシーズン進出となる。【東京ディビジョン】Aグループはリーグ戦全勝のしながわシティ、Bグループは昨年東京代表としてポストシーズンに進出したキッズゴルフの対決となった。マッチ1､2はしながわシティが優勢で、どちらのマッチも3-0とキッズゴルフにポイントを与えなかった。マッチ3でキッズゴルフが2ポイント取り返すも7-2でしながわシティが勝利した。しながわシティは2023年に初めて参加した際は4位に終わったが、2年ぶりに参加し初のポストシーズン進出を決めた。

【北海道ディビジョン】北海道ディビジョンは、昨年決勝大会進出の札幌NB、SGP、真駒内ジュニア、リージェントの4チームでリーグ戦を行った。昨年5チーム中4位に終わったSGP(昨年チーム名:札幌ゴルフパーク)は真駒内ジュニア、実力者が揃う札幌NBに勝利し大躍進を遂げた。そしてポストシーズン初進出を賭け8月9日にリーグ戦最終戦を迎えた。相手チームのリージェントにここまでのリーグ戦全勝の実力をみせ、1ポイントも与えず9-0と圧勝しポストシーズン初進出を決めた。

初めての試みとしてピンゴルフジャパン(株)とジュニアリーグの選手を対象とし、ゴルフクラブの知識を学び、工場見学をする、PGAジュニアリーグ夏休み特別プログラム～PINGで学ぶ・測る・試す～を実施した。ジュニアゴルファーは、飛距離を伸ばしたいという思いから自分の体格や力に合わないクラブを使っていることが多く、その結果として腰や手首を故障してしまうことが見受けられる。故障から競技をあきらめざるを得ない、また競技としてゴルフを続けられない子供はゴルフから離れてしまう。 ゴルフを長くケガせずに楽しんでもらいたい、単純に家族や祖父母とゴルフを楽しむ、ゴルフが家族共通の趣味になったらいい、これらの思いが一致し、今回のイベント開催となった。

8月12日に神奈川ディビジョンAブロックの試合が開催された。会場は名門、相模カンツリー倶楽部、休場日を特別にジュニアリーグの試合へ会場提供して下さり、午前に2試合、休憩を挟んで午後2試合を行った。神奈川ディビジョンは、今年9チームと参加チーム数が多い中で、会場を提供していただけるゴルフ場が少ないことが課題。今回、1日で4試合消化できたのは神奈川ディビジョンが2020年に発足して以来、初めてのことだった。相模カンツリー倶楽部は乗用カートがなく徒歩のプレーとなる。猛暑の中プレーすることを考慮し、少しでも選手の体力的な負担が減るようキャディバッグを運ぶために2人乗りカートを貸し出しして下さった。

九州ディビジョンは、鹿児島県よりチームVOLCANO、熊本県から昨年代表の九州霜降り世代、福岡県からチームSとTeam Victory８が集まり、全4チームで7月27、28日に開催された。会場は、昨年に続いてトライアルゴルフ＆リゾートWAKAMIYAが協力下さった。7月27日、福岡のVictory８は、同じ福岡のチームSとの試合になった。1マッチの1ホール目をバーディスタートとし、相手を寄せ付けず3ポイントを獲得する。2マッチは、互いに譲らず1.5ポイントずつの引き分け、3マッチはイーグル2つで3ポイントを奪った結果、7.5-1.5と初戦初勝利を飾った。

中国ディビジョンは、吉備カントリークラブにて7月20日、21日の2日間で4チームのリーグ戦を消化し、3戦3勝でOYSTER HIROSHIMAが代表に決定した。OYSTER HIROSHIMAは2023年中四国ディビジョンの代表、2024年は中国ディビジョンの代表となり、3年連続でポストシーズン進出を決めた。

【神奈川ディビジョン】Aブロックは6月28日に鎌倉パブリックゴルフ場で、Bブロックは6月29日に大磯ゴルフコースにて開幕を迎えた。Aブロックのバナナキッズα 対 バナナキッズβは、7-2で昨年神奈川代表となったバナナキッズαが圧勝した。BブロックのY’sリトルモンスターズ 対 湘南グリーンJrは、1マッチは引き分け、2マッチで湘南グリーンJrが3ポイント奪取。3マッチY'sリトルモンスターズも必死に食らいつくがトータル6.5ｰ2.5で湘南グリーンJrが勝利した。

四国ディビジョンは6月29日にリーグ戦が終了し、徳島うずしおGCが3戦全勝、2年連続ポストシーズンへ進出を決めた。10月に行われる西日本ポストシーズンでは、他地区の代表チームと全国決勝大会進出をかけて戦う。

四国ディビジョンが6月14日、徳島県にあるレオマ高原ゴルフ倶楽部に４チーム集まって開幕戦を迎えた。それぞれの県単位で4チームが構成され、チーム名に特産品の名前入れたり、さながら四国4県対抗戦のようになっている。都市部より離れているため人口減少が顕著である上、他のスポーツと競合もあり、１県で1チーム作るにも苦労したが、何とか30名を揃えて開幕することができた。チーム紹介はこちら＞＞この日の午前に2試合、午後２試合が行われ、徳島うずしおGCが２勝、高知カツオとオリーブジュニア香川が1勝1負、愛媛OTTERSは2敗という結果になった。次節は、愛媛OTTERSと対戦する徳島うずしおGCが3連勝となるか、6月29日、香川県にある志度カントリークラブで開催が予定され四国代表チームが決定する。

埼玉ディビジョンは6月15日にリーグ戦が終了し、Team　SAKAIが3戦全勝で2年連続代表に決まった。10月に行われる東日本ポストシーズンでは、他地区の代表チームと全国決勝大会進出をかけて戦う。

2年連続全国優勝を成し遂げたチームを擁する中部ディビジョンが、富士カントリー可児クラブ美濃ゴルフ場で開幕した。残念ながらディフェンディングチャンピオンのZassoチームは選手の入り代わりがあり解散したが、今シーズンも4チームが集まった。6月7日に2試合、翌6月8日に4試合を実施、リーグ戦全6試合を2日間の日程で終了する短期決戦となった。代表チームとなったのは、3戦で許したポイントはわずか1ポイントと他チームをよせつけず3連勝した、佐藤優介監督率いる『Miss GREEN APPLE』が中部代表に決まった。西日本ポストシーズンでの活躍を期待したい。

2025年PGAジュニアリーグは、埼玉ディビジョンから開幕戦を迎えた。開幕を迎えたPGAジュニアリーグは、今シーズンから8社より応援いただく事になった。ゴールドパートナーとして、BS10・リベルタ。またゴールドパートナーとして、三井住友海上保険。オフィシャルサポーターとして、弓野畜産・本間ゴルフ・テレコン・ショットビジョン・ライフキーパージャパン。会場は、1961年に開場し歴史と伝統を誇る熊谷ゴルフクラブ。埼玉という土地柄、夏休み期間は酷暑が危惧されるため、夏になる前にリーグ戦の全6試合を消化できるようにと、稗田ディレクターが日程と会場使用を調整した。1試合目は、TEAM SAKAI VS 川口グリーンゴルフの対戦。昨シーズン埼玉ディビジョンの初代代表となったTEAM SAKAI、1マッチは最初のホールで先制されてしまう。それ以降、差がつかない接戦を繰り広げ、9ホール終了時は1.5ポイントずつ分けることになった。2マッチは序盤から有利に進めて3ポイント奪取する。3マッチも盤石の攻守が冴えわたり、3ポイントを獲得した結果、7.5対1.5という大差をつけてTEAM SAKAIが初戦白星発進となった。