今季シニアメジャー5試合目の「全英シニアオープン」が、英国ウェールズのリンクスコースであるロイヤルポースコールで24日から開催する。本戦に先駆けて、21日月曜に、予選会のマンデートーナメントが3会場で行われた。45名の本戦出場枠を狙い、プロとアマチュアを合わせて340名が出場。そのうち日本人選手は7名が参加。植田浩史、高松厚、友利勝良の3名がこの予選会を勝ち上がり、本戦出場を決めた。

マンデートーナメントは、ロイヤルポースコール近郊にあるゴルフ場3会場で行われた。各会場、それぞれ特色のあるリンクスコースで、選手たちは難しいコース戦略と、日ごとに硬くなるフェアウェイやグリーン、加えてリンクス特有の風に苦しめられた。そんな中、アシュバーンハムゴルフクラブ会場で出場した植田は、3アンダーの69をマークし、マンデートップ通過を果たした。


植田は「調子は悪くなかったので、いつものプレーを心掛けて臨みました。ボギー発進ではありましたが、バンカーショットも思うよりもうまく打てましたし、その後は、慎重に・・・しっかりとバーディ−を重ねることができました。3年前のマンデー挑戦は、悔しい結果に終わりましたが、今回はリベンジできたので、ほっとしています。本戦の開催されるロイヤルポースコールは、ウェールズNo.1と言われるコースと聞いていますので、リンクスでの戦いがとても楽しみです」と、ほっとした様子だ。


大会は24日から始まり、144名の選手がフィールドに立つ。日本人選手には、昨年の米シニアメジャー覇者となった井戸木鴻樹、2002同大会優勝者の須貝昇、今年5月に行われた日本シニアツアーKYORAKU CUPで優勝を果たした奥田靖己の3名に加え、今回のマンデーを勝ち進んだ植田浩史、高松厚、友利勝良の計6名の選手が本戦に挑む。

◇ マンデートーナメントの記事は こちら>> (※ヨーロピアンシニアツアー英語版)




全英シニアオープン
マンデーの各会場にも、大きな成績ボードが用意される

全英シニアオープン
植田は嬉しいトップ通過となった

全英シニアオープン
植田と高松(右)は、本戦の切符を手にして笑顔