PGAティーチングプロアワード」表彰式が、11日、WTCコンファレンスセンター(東京)で行われ、渕脇常弘氏(JFY所属・53歳)が最優秀賞として表彰されました。高い運動能力を持つ渕脇氏は、剣道とボクシングという異種スポーツのトッププレーヤーとして活躍。選手時代に指導を受けた経験から、日本人と西洋人の生活習慣の違いを発見し、日本人に最適な「和のゴルフ」を提唱しました。

mt-2.JPG 渕脇氏には、最優秀賞のクリスタルトロフィー(写真)に加え、賞金50万円が贈られた

渕脇氏は、小中学生時代の剣道で全国制覇2回、高校時代には国体での優勝も経験している。さらにボクシングでは全日本ライト級の新人王(1978年)タイトルを持つ異種スポーツのトッププレーヤーとして活躍。それぞれのスポーツでトッププレーヤーとしての指導を受けた経験から、生活習慣の違いに着眼しました。
現在、PGAティーチングプロA級メンバーとして、ミズノゴルフアカデミーでレッスンに携わりながら、シニアツアーで活躍する湯原信光プロの専属コーチとしてプロのサポートをしています。今後は、受賞テーマである「和のゴルフ」を中心に、来年1月下旬より活動レポートを1年間お伝えします。ご期待ください。

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◆ 渕脇氏 受賞の喜び ◆

「この度はこのような賞を頂き、ありがとうございました。今回のテーマは、日本人の生活習慣について考えてみました。プレッシャーがかかった時に、自分にとって強い方の筋肉を使ってしまいがち。練習ではうまくいくのに、強い緊張の中で、どうコントロールするのかということを取り上げました。欧米と日本を比較しても、生活習慣が違うため、使いやすい筋肉が違う。西洋は「押す」動作、東洋は「引く」動作が得意。日本人のスポーツのレベルを引き上げるためにも、生活習慣からアイデアを生み出し、ゴルフに役立てていきたいという思いです」