17日(金)、都内ホテルにて入会セミナー最終日が行われ、本年度のプロテスト合格者(ティーチングプロ有資格者を除く)51名がトーナメントプレーヤー(TP)会員となった。この4日間多くのセミナーを通じ、PGA会員としての心構えや諸先輩からのアドバイスを受けて、これからPGAメンバーとしての活躍が期待される。

入会セミナー

セミナー初日、松井会長よりPGAの現状や今後のあり方について話があった。そしてPGAメンバーという社会的にも認知度のあるライセンスを手にしたことは、今まで以上に注目を浴びるということ。これからはプロという自覚をもって、子供たちの見本になってほしいと伝えられた。ゴルフは個人スポーツ、自分で生きることを学びとってほしいという願いが込められた。






PGA会員の先輩であり、シニアデビューの今年、プロシニアで優勝を飾った加瀬秀樹の講演(17日)では、プロとしての普段の過ごし方、試合中のモチベーションのあげ方などレギュラー時代に培った経験を後輩たちに丁寧に伝えた。








入会セミナー
堀内氏による"野球"人の話は感銘を与えた


元プロ野球選手巨人軍ピッチャーである堀内恒夫氏による講演(14日)は、他プロスポーツの話が聞けるということもあり、大きな注目を集めた。プロとは実力でお金を稼ぐ人であり、難しいことをいとも簡単にやってのけることができる人のこと。その姿をお客さまに見てもらうには、当たり前に「努力」を続けることが結果につながると、自身の経験も交えて戦歴を残すことができたという言葉に、新人プロ達は大きな重みを感じた。「挨拶」「返事」という、最低限の礼儀ができないと、何一つ認められないという厳しい話や、「絶対に言い訳をしない」という堀内氏の信条には、どの世界においても、仲間と信頼関係を築くことの重要性が伝えられた。ここにいるプロ選手は、好きなスポーツを生業にできて幸せなのだという堀内氏の言葉を肝に銘じて、新しく始まるプロ生活に生かしてほしい。



※尚、ティーチングプロ新会員は14日、15日の2日間でセミナー受講を終了しており、2011年1月1日付けで入会となります。




◇◆◇  新人プロ 入会セミナーを終えて  ◇◆◇


%88%C9%93%A1%8C%B3%8BC.jpg 伊藤元気(恵美グループ)

4日間通して講義を受けることは疲れましたけど、内容は非常に面白かったです。
接客マナーの講義はスポンサーの方とお付き合いが多いトーナメントプロにとって勉強になりました。夢中で頭を下げるだけではない付き合い方が見えました。ツアーでも活躍していきたい、そのためにはどうしても手にしたかったライセンスです。周りから「プロゴルファーとして見られる」ということは、身がひきしまる思いです。

8回プロテストに挑戦し続けたということもありますが、このようなセミナーを終えてプロのライセンスを得られて嬉しいですし、すごく重みがあります。PGA会員の一員として、これからの活躍に向けて一歩踏み出したところです。




%8F%AC%96%EC%93c%89p%8Ej.jpg 小野田英史(棚倉田舎倶楽部)

講義内容は身になることばかりで、勉強になりました。振り返るとだんだんプロになるんだという実感がわいてきます。

堀内さんの話は、小さい頃野球をやっていたのでよく伝わりました。プロスポーツ選手は「努力」が絶えず必要だということでした。

僕自身はレフティーなのですが、実はトーナメントプロのレフティーは珍しいといわれ、嬉しく思います。これからがプロとしての「努力」が求められるスタートラインです。日本アマ出場にあこがれてゴルフを始め、今はこうやってプロになったことを振り返ると感慨深いものがありますし、ようやくひとつのステップを終えたところです。これからは日大の同期で活躍しているプロに追いつけるよう、ゴルフの挑戦を続けていきます。




%93n%95%D3%8B%A7%90l.jpg 渡辺匡人(フリー)

3年前の最終テストに1打差で落ちた悔しさもあり、挑戦を続けてようやくPGA会員になりました。セミナーは全部の講義が印象に残りました。普段結構ファッションには気をつかっているつもりでしたが、池田先生の話は、私とはまったく違うポイントからファッションの話を展開してくれたことにびっくりしました。また、シーズンオフにしかしていなかったトレーニングは、年間通して続ける必要があることを理解し、すぐにでも実行します。

この講義を受ける前は、トーナメントで活躍することを目的としていました。しかし、これからはプロゴルファーとしての社会的立場もあるので、ゴルフ場を始めとした活動の幅を広げていこうかと思いました。今回の講義ノートを見直してみると、自分に対してやるべきことがたくさん見つかり、今後プロとしての生活がとても楽しみです。