ザ・レジェンド・チャリティプロアマトーナメント」の最終ラウンドが8日、麻倉ゴルフ倶楽部で行われました。プロの部は、首位スタートの片山晋呉が(イーグルポイント)がこの日も好調なプレーで3つスコアを伸ばし、通算12アンダーで本大会初優勝を飾りました。著名人の部では、2日間片山と同組でプレーしたアナウンサーの宮根誠司が、67をマークし(特別競技方法)、トータル11アンダーと、相乗効果の嬉しい圧巻ペア初優勝。現在までに集められたチャリティ金は3000万円にも積み重なっています。

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レジェンドチャリティ 早朝から大勢のギャラリーが観戦を楽しんだ【拡大写真】

回を重ねる毎に、有名プロゴルファーや人気の著名人が会場に駆けつけてくれる。今年の最終日も、約3800人のギャラリーが会場に足を運んで、チャリティプロアマトーナメントを楽しんだ。

プロ、著名人、アマチュアの選手たちは、最終日の難しいピンポジションに悩まされる中で、優勝したプロゴルファー片山のゴルフは圧巻だった。前半で2つスコアを着実に伸ばすものの、後半の12番パー3でボギー。それでも13番、15番とバーディパットを沈めて巻き返し、69をマーク。トータル12アンダーは2位グループに6打差と大差をつけて実力を発揮した。



「いいテンションでプレーができましたよ。中日クラウンズの3、4日目あたりから良くなっていたので、今週は優勝争いが出来るんじゃないかとは思っていました」と、片山は自身の好調さを分析。どんな試合でも、参加するにあたっては、優勝したいという気持ちは当然ある。片山は、先週のテンションをうまく保ち、気持ちも高めて、レジェンドチャリティで嬉しい初優勝を飾ることができた。チャリティ活動について聞かれると「出来る人が出来ることを、背伸びしないでやることが大事」と、自身の行なっているチャリティ活動も続けていくと、しっかり前を向いて話した。


著名人の部で優勝した宮根。今回で6回目の参加となり、リラックスしてプレーができたと言った。「片山プロがポイントポイントでアドバイスをくださったり、プロ自身も素晴らしいゴルフをしてくれました。そんな特別競技方法のおかげもあり、優勝につながりました。今日明日と(他局で)生番組が控えていますが、僕は放送という分野を通じて、いろんなことを伝えていきたいです」と宮根節で伝え、最後まで会場を盛り上げてくれた。



実行委員の青木功、王貞治、日野皓正が口をそろえて「8回目の大会を無事に終えられて、本当にありがとうございます」と伝える。今年日本ゴルフツアー機構の会長に就任した青木は、「レギュラーツアーで活躍している選手たちが、こうやってたくさん参加してくれた。そしてチャリティの本質について話す機会もあった。私の会長の立場で、それぞれの思いが行動につながるようにしていければいいんだと思う。選手がそういう気持ちになってくれることが嬉しいよ。会長は、選手たちを動きやすくする役目があるんです」と話し、会長と選手の間に大きな橋がかかったようだった。


プレーでは参加できない悔しさがあったものの、チャリティサイン会などを通じて、大会の盛り上げに一役かっていた王。「レジェンドチャリティに関心を持ってくれている人が増えて、みなさんに支えられて大会が出来ました。選手みなさんも、この数日、体を張って大会を支えてくれています。これからもみなさんとチャリティの輪を広げながら、回を重ねていければ嬉しいです」と微笑んだ。


ゴルフを通じたチャリティ活動の中で、ミュージシャンの日野は、これからのレジェンドチャリティに夢を抱く。「僕たちは、音楽の世界からサポートしているし、王さんは球界の世界からサポートをしているように・・・著名人たちが個々に持っている分野で、この大会は成り立っています。全員が日本の文化のために立ち上がっている。やればやるほど国が良くなると思うし、この力は、すごく大きい。そんな力を信じて、そのうち、レジェンドのトーナメントを4日間やって、俺たちは2日間でもいいし、大会が大きくなるといいですね」と、日野は将来の夢を語った。来年、実現すれば9回目となるレジェンドチャリティの開催が待ち遠しい。

レジェンドチャリティ
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大会では、東北地方太平洋沖地震で被災した子ども達に笑顔を届けようと、毎年、東北の被災地から子ども達を招待している。今年は福島県相馬市桜丘小学校の5、6年生15名を招待。子供たちは「キッズボランティア」として、大会運営にも協力してもらい、今朝は1番、10番スタートで「お静かに」ボードを掲げたギャラリー整理係りや、出場選手にドリンクのサービス係りを担当した。プロゴルファーや著名人を見かけるたびに「かっこいい!」と思わず感激の声があがる。スタート前には、緊張している子供たちだけれど、選手と一緒に写真を撮ったり、夢のような時間を過ごせたようだ。

レジェンドチャリティ 丁寧に石川は子供たちへレッスン【拡大写真】

この後は、さらに嬉しいサプライズが待っていた。プロゴルファー石川遼が会場に来て、子供たちにレッスンをするイベントが用意された。石川は「パターが一番ゴルフっぽいところですし、意外に難しいんです」と、練習グリーンには紐で敷地を作り、子供用のパターを用意して、レッスン会を開いてくれた。

芝を管理するグリーンキーパーに協力をいただき、グリーン上にカップを切る様子や、芝の持つそれぞれの意味を説明したりと、石川の言葉を通じて、ゴルフの魅力を子供たちへと伝えた。


15名、それぞれ個性溢れる子供たちへのレッスンは約1時間も続いた。最後はグループ分けをしてパター合戦となった。石川も「みんな上達するのが早かったですね」というほど、子供たちはパッティングに興味を持った様子。ゲームに勝敗をつけて、石川から賞品もプレゼントされた。
現在、怪我のために、日本で休養している石川は、何かできることがあったら、協力させていただけないでしょうかと、青木夫人のチエさんに相談。「ぜひ会場で」ということで、今回の被災地招待キッズへのレッスン会が実現した。


石川はまだ怪我が完治せず、ドライバーを振ると痛みが走るという。練習だけでなく、コースでの実践にも少しずつ適応できるように調整中とのことだったが、試合にでないとわからないことも多いのが石川の本音。復帰後、優勝というタイトルを目指して、今は準備していると、ゴルフファンにメッセージを送った。そんな中でも、レッスン会に率先して参加して指導してくれた石川。少しでも、いまの自分ができることで、お役に立てれば、という石川の気持ちが、しっかりと伝わってきた。


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