2015年5月開催の「第83回日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯」開催コースとなる太平洋クラブ江南コース(埼玉)にて9日、「PGAチャンピオンシップサミット2014」が開催された。今回は、「日本プロ日清カップ」の開催発表および、第84回(2016年)、第85回(2017年)大会の開催コースも合わせて発表され、各コースの代表者と倉本会長による調印式が行われた。

◇開催当日の模様は こちら>> (YouTube)

第1部は、2015年大会の開催コース発表で、冒頭あいさつに立ったPGA会長倉本昌弘は「伸び伸びとプレーできるコースで、10〜15アンダーを目指したい。5月開催なので、グリーンは極力硬め、速めに仕上げたい。いいショットをすればご褒美があり、いかないと代償があるというセッティングを目指す」と、5カ月後へのコース構想を話した。

 コース側を代表して、韓俊太平洋クラブ社長があいさつ。「フラットな中に木、池、バンカーなどを巧みに配したコース。2003年に日本女子プロを開催した実績もある。今後は2ホール(14、16番)でティーグラウンドの増設、バンカー練習場などの整備、樹木の選定等を行っていきたい」とコースづくりへの意欲を示した。

埼玉県では1965年の川越以来、50年ぶりの日本プロ開催となる。



 今年の覇者で、来年はディフェンディングチャンピオンとして出場する手嶋多一も出席。この日はコースを視察プレーした。「右ドッグレッグが多いコースなので、フェードヒッターに有利だと思う。ドローヒッターの僕の連覇はないと分かりました(笑い)。グリーン周りの芝を刈ると、おもしろくなるし、難しくなる。15アンダーなんて、そんなに行きますか? ドロー一辺倒でどれだけできるか、最高のパフォーマンスを見せられるように準備します」と、コースの印象を話した。


 大会特別協賛する日清食品ホールディングスの米山慎一郎経営戦略本部宣伝統括次長は席上「2016年度、2017年度も大会の特別協賛をすることで合意しました」と明らかにし、拍手が沸いたところで第2部にはいった。

PGAチャンピオンシップサミット PGA倉本会長
PGAチャンピオンシップサミット ディフェンディングチャンピオン 手嶋多一プロ
PGAチャンピオンシップサミット 第83回の日本プロ日清カップを全員で成功させます!












PGAチャンピオンシップサミット 北海道クラシックの松島二郎会長【拡大写真】

 第2部では、日清カップヌードル杯の冠が決まった2015、16、17年大会の開催コースと、PGAとの調印式が行われた。


 2016年開催の北海道クラシックの松島二郎会長は「江南はすばらしいコース。再来年の大会に北海道クラシックを認定いただいて光栄です。コースはジャック・ニクラウスの設計。PGAのご指導でいいコースを作りたい」とあいさつした。




 2017年開催の沖縄・喜瀬CCは、1997年第75回大会を開催し、10年ぶりの開催となる。呉屋守將金秀グループ会長は「75回大会は社の創業60周年だった。倉本会長から『70周年ですよね』と言われ、やりましょうと受けたが、歴史のある大会を10年で2回も開催させていただき、光栄に思います」と話した。


 倉本会長は「日清食品ホールディングスが3年間の(特別協賛の)契約をしていただいたことで、初めて3年間の開催コースを発表できた。メジャーでは先の開催コースを発表している。日本プロも3年、5年先の会場を発表するのが悲願だった」と、日清食品ホールディングスの決断に感謝の意を表した。「北海道クラシックは全面ベント芝。ここで活躍できたら海外でも活躍できる。喜瀬はバミューダ芝。米国の西部、南部はバミューダ芝が主なのでここで活躍したら米国で活躍できる。来年の太平洋クラブ江南Cと合わせて3年間活躍できたら…本当にいいコースを選ばせてもらった」と、選定にも自信を見せた。また「2年、3年かけてコースセッティングできるのがいい。3年猶予ができたことで、3年後の会場を今後決めていける。コースとしても、PR期間が長くなってチケットなども売りやすくなるのでは」と、先の日程を決定できたメリットを強調した。PGAと3コースは並んで調印書に署名し、開催へあらためて決意を示した。


PGAチャンピオンシップサミット 2015年 太平洋クラブ江南コース
PGAチャンピオンシップサミット 2016年 北海道クラシックゴルフクラブ
PGAチャンピオンシップサミット 2017年 喜瀬カントリークラブ











 会場には、太平洋クラブ江南Cがある埼玉・熊谷市の富岡清市長が駆けつけた。「20万市民みんなで歓迎したい。大会を機に熊谷市をPRしたい。熊谷というと、みなさん、暑いというイメージがありますが、この(コース)周辺は、地元の人が『熊谷の軽井沢』というぐらい涼しいところです」と、笑わせた。


 最後に、倉本会長が今後の日本プロに関わる「チャンピオンシップ倶楽部構想」を披露した。
「金秀の呉屋会長の提案があったのですが、日本プロを過去に開催したコースが約60コースあります。日本プロを旗印に会をつくって、コース同士の親睦を深めたりしていきたい。ゴルフを活性化して、ゴルフを始めましょう、やめないようにしましょうという活動をしていますが、これもそうした一環になると思う」と話し、今後検討して実現を目指す。


PGAチャンピオンシップサミット 富岡清 熊谷市長
PGAチャンピオンシップサミット 3大会の開催コース発表が叶いました
PGAチャンピオンシップサミット 素晴らしいコンディションの江南。5ヶ月の開催が待ち遠しい