神奈川県の箱根湖畔ゴルフコースで「ISPS グローイング シニアオープン ハンダ熱血シリーズ第5戦」の最終ラウンドが18日に行われ、首位スタートの久保勝美(51)と比嘉勉(50)が、この日も68をマークし、プレーオフへ。1ホール目で比嘉がダブルボギー、久保がパーとし、久保の優勝が決定した。全5戦の賞金ランキングでは、比嘉がトップとなり、来季のシニアツアーシード権を獲得した。

ISPSグローイング PGA森会長から久保へ優勝賞金が贈られた【拡大写真】

最終日もスコアを伸ばす選手が続出した。初日、ノーボギーでトップに立った久保と比嘉が、最終同組で戦いを繰り広げた。久保は出だしのホールをボギーとすると、比嘉は2番でバーディ。久保は我慢のゴルフで7、8番を連続バーディとし、ここで負のスイッチを切り替えた。後半ハーフもバーディを重ね、久保は68でホールアウト。比嘉は、後半出だしの10番パー4を3パットのボギーとするも、最後まで諦めずに、さらにスコアを伸ばして久保と同じく68をマーク。プレーオフに突入した。


プレーオフは1番パー5で行われた。先に比嘉がティーショットを打ったが、この2日間では出なかった右プッシュをしてしまい、いきなりのOB。一方で久保は優勝を狙い、淡々とプレーに徹し、パーセーブ。最終戦での優勝を決めた。「賞金ランキングの暫定1位を確信してプレーオフに臨んでしまった」と、プレーオフ直後の比嘉のコメントも本音だろう。


優勝した久保は、「いやー我慢のゴルフでした。今回は牛山選手や比嘉選手、横山選手など同じ世代の方々が頑張っていたので、応援する気持ちで大会に参加していました。夜は、宿泊所の近くでよく麻雀をしていたのですが、麻雀は我慢しなければ勝てないですからね。その我慢を重ねていたら、今日のボギー発進も、最後の18番ホールで、長いパターを決めることができましたから」と、ゲームに集中できたと伝えた。試合を重ねるごとにコースの状態も良くなっているという久保。今大会のグリーンは12フィートというスピードがあったが、そのパッティングのいいフィーリングを保ったままで、残りのシニアツアーの上位を狙いたいと話した。



また、グローイングシニア全5戦で賞金ランキングトップにたった比嘉は、来シーズンのシニアツアーシード権を獲得し、喜びを伝えた。

「シニア入りする1〜2年前から試合に出る為の準備をしていたけど、なかなか環境が整わず、6月からやっと試合に出場できるようになった。シニアツアー予選会の順位は31位だったのでツアーへの出場が微妙だった。グローイングシニアへは出場できたので第1戦に出場したら優勝することができた。その後3試合に出場して賞金ランクトップをとれたことはとてもうれしい。

来年はツアー第1戦から出場できるので、今度のオフはトレーニングをして準備したい。今年のファンケル、プロシニアは初日上位にいたにもかかわらず、くずれてしまった。レギュラー時代から精神的に弱いところもあったけど、今日は少し強くなった(きっかけをつかんだ)気がするので、来年はそのことを実証したい。

シニアツアーを盛り上げることはなんでもします。声をかけてください。PGAのスタッフ、関係者、選手みんなで盛り上げましょう」


◆ 最終成績は こちら>>

ISPSグローイングシニアOP 会場に飾られたポスターの展示【拡大写真】
ISPSグローイングシニアOP 箱根湖畔開発代表取締役社長の石村様よりイーグル賞の表彰【拡大写真】
ISPSグローイングシニアOP ベストアマを獲得した中川雅義さん(右)【拡大写真】










◆ 賞金ランキング全5戦・上位者

1位 比嘉 勉   1,411,666円
2位 牛山 正則  1,196,666円
3位 菅原 洋一    982,057円
4位 横山 明仁    957,166円
5位 伊藤 明崇    841,857円
6位 神谷 浩一    815,500円
7位 青木佐登司   707,832円
8位 久保 勝美    693,737円


<特典>
全5戦の賞金ランキング第1位者には、次年度PGAシニアツアーシード権が与えられる。また第2位〜第6位者(上位5名)には、次年度のPGAシニアツアー予選会一次免除の資格が与えられる。

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