今回の未曽有の大震災で被災された方々や被災地域の復興のために、日本ゴルフ界が思いをひとつに支援をしていくことが日本のチカラになる。4日、ゴルフ20団体が都内に集結し、日本ゴルフ界合同・震災復興支援チャリティープログラム「グリーン・ティー・チャリティー」を発表。ゴルフ界で知恵と力を合わせ、義援金50億円以上を目標とした復興支援をする。

ゴルフ関連16団体(日本ゴルフサミット会議所属団体)に加え、全日本学生ゴルフ連盟、全国高等学校ゴルフ連盟、日本ゴルフ場支配人連合会、日本ジュニア育成協議会というゴルフ4団体も思いをひとつにすることで、支援の輪が強くなった。プロゴルファーだけでなく、アマチュアゴルファー、ゴルフ場、ツアー関係者、練習場、用具メーカーといったゴルフに関わるすべての人が力になれるように、今後支援が行われる。この活動における義援金目標は50億円以上。スケールの大きく、息の長い支援活動に、多くの人々からゴルフを通じた協力が必要とされる。

安西代表 合同会議・安西孝之代表

「東日本大震災は、世界にも衝撃を与えました。地震・津波・原子力発電所の事故と災害の大きさが広く、ゴルフ団体としても、一致団結し、和をつなげ、様々な角度で友好な支援活動を展開していきたい。ゴルフ界としての役割は、ゴルフというスポーツを通じて、明るい希望と復興の力を提供することです」安西代表は力強くアピールした。






日本プロゴルフ協会の取り組みについて、「14地区のうち、特に被害の大きかった地域在住の会員については、地区全員無事が確認されました。ただ、家屋の損傷など被災されている会員もいらっしゃいます。このような状況で、人道的支援と物資の支援をしようと考えています。日本プロ日清カップでは賞金の一部をWFP(国連世界食糧計画)に支援、シニアツアーの賞金の一部を義援金へ、そして関東関西グランドゴールドの競技開催を中止し、その賞金を義援金とし役立てていただきたいということを決定しました。またシニアツアーに参加するトッププレーヤーが集まり、各地で支援活動を行う予定です。またアマチュアゴルファーの方には、ゴルフ場にも積極的に足を運んで、グリーン・ティー・チャリティー活動にぜひ参加していただくこともお願いします」と、松井会長は伝えた。



青木功
青木功プロ


「ほんとに言葉が何も出てこないくらい、辛く悲しい出来事です。この支援活動には、目に見えるわけでもなく長い時間がかかることだし、ひとつでも自分のやれることをして、被災地を元気づけていきたい。とにかく、みなさんの協力をお願いします」青木プロは、先日自ら宮城県気仙沼に出向いて支援活動を行い、被災地の状況を目の当たりにした。復興協力への気持ちがより一層強まる一方で、多くのサポートの必要性を訴えた。





被害の大きかった地域のゴルフ場の状況把握にも時間がかかったと、日本ゴルフ場支配人会から伝えられる。グリーンのひび割れ、ライフラインの切断等、コースだけでなく建物(クラブハウス)が損傷し、そんな中でも、避難住民に対して、ゴルフ場がクラブハウスの風呂を開放して喜ばれているという話や物資運搬のためにゴルフ場がヘリコプター発着の場として提供されている等、地域との支援協力の輪が広がっている。ゴルフ場も社会の一つとして、多くの役割を担っていることがこの場で再認識された。


活動については、ゴルフトーナメントでは、日本3オープン、日本プロゴルフ選手権、シニアツアー、男子ツアー、女子ツアーの本年度開催されるすべてをチャリティートーナメントとし、賞金の一部をチャリティーする。トーナメント会場、ゴルフ場、練習場に来場される方に対しても、チャリティーグッズの販売を始め、募金箱設置といった支援につながる様々な活動を行う予定。活動状況は義援金については、「日本ゴルフ界合同・震災復興支援チャリティープログラム事務局」より、ホームページ等で報告される。


このように、ゴルフ関連団体が集結し、震災復興に力を合わせようと立ちあがったチャリティープログラム。義援金の使途については、今後具体策が提案される。ゴルフというスポーツを通じて、全員で大きな支援をする取り組みがいよいよ始まる。そして一日でも早く、被災者の方々に安心と笑顔が戻るようにと願わずにいられない。



ロゴマーク
安らぎといったメッセージを伝え、生き生きとした芝、そしてゴルフ場の豊かな緑を与えたシンボルマークが目印

GTC
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